ポワンディミエにあるネヴァオという小さな村に沖縄の家ができ、落成式が11月12日にあった。これから沖縄とニューカレドニアを結ぶ交流の拠点となるこの土地は、初代ニューカレドニア沖縄県人会会長ジャン=ピエール・ゼンコロ・タマグシク氏が所有する、もともとは彼の祖父である玉城善九郎が購入した土地だ。善九郎は戦前コーヒー農園で亡くなり、その妻エミリーが土地を相続した。エミリーから息子のエマニュエル、さらにその息子、ジャン=ピエールが今は家族と暮らしている。ここには、先祖の墓もあり、今後の彼らの活動を見守っていることだろう。
参照:琉球新報11月13日(日)社会面