Domani・明日展、終わりました。長いようで短く、会場に行けたのも数回だけでしたが、文化庁が与えてくださった素晴らしいチャンスに深く感謝しています。会期中、めずらしくTwitterでの書き込みをよくチェックしました。観覧者の方々の感度の良さ、暖かいコメントを嬉しく拝見しました。それにしても、みなさん、ホントによくつぶやくのでびっくり。。。
私のような作品は、興味がある人と、ない人にふたつに分かれると思いますが、会場で、たくさんあったテキストを丁寧に読んでくださった皆様に感謝するばかりです。
歴史以事実に忠実なドキュメンタリーはアートなのか?そういう問いも多くありました。これは私自身も何度も自問自答してきました。結論は簡単には出ませんが、少なくともドマーニ展に参加できたことは、企画側が、アートをよりおおらかに捉えているからだと思います。
搬出も終わったようです。関係者の皆様、お世話になりました。ありがとうございます。水曜日にはもう、作品が手元に戻ってきます(雨が降りませんように!)
次の展覧会は、ニューカレドニア移民120周年祭の時期にあわせ、7月にヌメア市立博物館で開催します。戦前のヌメアにいた日本人を紹介する、新旧の映像作品を5作発表する予定です。その準備をかね、今月21日からまたニューカレドニアに出かけます。今回も、ミーティング、調査、撮影で、予定はすでに満杯です。白い砂浜も、青い海も関係なく、あいかわらず走り回ることになりそうです。

中央の競走馬ジゴロの蹄鉄をはさみ、右は馬主の娘夫婦(二世)、左は騎手(一世)のひ孫